【この物件のポイント】【SALE】 ※空き家バンク登録物件です。
・たっぷりとした部屋数の6DK
・市街地にいながら四季の移ろいを感じることができる「十二天の森」が近い。
・広々とした庭付き物件
十二天の森…駒ヶ根市街地にありながら、かつての伊那谷の平地林の特徴を残した貴重な森です。四季を通じて多くの草花が咲き、ザゼンソウやミズゴケといった貴重な植物も見ることができます。また、蝶をはじめとする昆虫や野鳥も多く観察できます。年間を通してを地下水が湧き出ており、ところどころに湿地帯もあります。
このような湿地帯は中央アルプスの山麓部ではよく見かけますが、市街地で見ることができるのは唯一この森だけです。伊那谷の豊かな自然をぎゅっと濃縮したような希有な森を、日々のお散歩コースや庭感覚で楽しめるのはこの地域ならではの魅力です。
今回紹介する物件は、そんな十二点の森を背にした木造2階戸建です。
駒ヶ根には豊かな自然との触れ合いを求めて移住される方も少なくありません。しかし、実際山麓部に住むと、市役所や郵便局、銀行、図書館などの公共施設が市街地にコンパクトにまとまっているため「ちょっとそこまで…」といった用事でも車に乗らないといけません。場所によっては、子どもたちが通う学校への送り迎えも必要になったりもします。また冬の積雪量によっては雪かきの労力がかかってきます。
それに比べると生活に必要な店やインフラが整っている市街地近くで、この土地ならではの自然を満喫できるロケーションは、田舎暮らしの検討材料のひとつになるのではないでしょうか。
土地面積約100坪、建物面積約25坪、6DKの木造2階建。南向きの玄関や縁側は日当たり良好で縁側に腰かけて手入れした庭を眺めるのは暮らしのひとつの楽しみになるでしょう。
玄関を入って右手は畳の6畳と8畳の2間続き。昭和の雰囲気漂う床の間のある和室は落ち着いた雰囲気で客人を招いたときの客間や宿泊する部屋として活用できそうです。縁側があるので夏の暑い日差しが直接部屋に差し込むのを防ぎ、冬は外気の寒さを緩和してくれます。
玄関から入って左の6畳の和室は、トイレや浴室も近いので寝室として使うのがいいかもしれません。寒い冬の時期に夜中起きてトイレまで遠いと起きるのが億劫だったり、せっかくお風呂で温まっても寝室までの廊下が長いと冷えますしね。何気ないことですが、毎日のことになるので意外とこういうところが大事だったりします。ちなみにこのトイレ、お風呂、台所、6畳間のバランスの間取りは知人宅などでよく見かける配置です。たいていこの6畳間は祖父母や親の介護をする部屋にしているところが多いです。ベッドの配置によっては庭も眺められて四季の移り変わりも感じることができます。
お風呂は昔ながらのタイル張りでレトロな雰囲気です。台所は家の中で奥まったところにあるので薄暗い印象がありますが、窓を開ければ風も通り、夏は涼しいかもしれません。下水未接続のトイレは汲み取り式ですが加入金は支払い済みです。
2階は6畳の和室2部屋と洋室1部屋。家の前に遮るものがないので眺めもいいです。家族が多ければ和室は子ども部屋、洋室は物置として使用したり、趣味の部屋として存分にDIYして使うのもいいでしょう。
母屋の隣には倉庫があって物置として使えます。田舎に住んでみると雪かきのスコップ、灯油のポリタンク、ガーデニングの道具や畑の工具、漬物の樽…などなど暮らしに合わせて色々とものが増えてくるものです。
外には屋根付きと屋根なしの駐車場があり、来客用にも十分な駐車スペースがあります。
ご興味がある方はぜひこの場所にお越しいただき内見ください。縁側に腰かけて庭を眺め、ゆっくりと流れる時間を感じながら、この空気感を感じ取っていただきたいと思います。
（2024.2.23 初回掲載）
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