
INTERVIEW.03
前田智子さん Satoko Maeda
#まちづくり #シェアハウス #地域おこし協力隊
幼い頃から持病のアトピーに悩まされてきましたが、長野を訪れるたびに症状が緩和することに気づき、居てもたってもいられず移住しました。
地域を通して生きる豊かさを伝えていきたい
研究職だった父の影響もあり根っからの理系女子でしたが、移住を機にキャリアチェンジ。移住後は地域おこし協力隊として活動しました。まずは人脈を作る!をモットーに、声をかけてもらったところにはできるだけ足を運びました。振り返ると都会の頃より多忙でしたが、とても新鮮な毎日でした。退任後はまちづくり会社を立ち上げ、シェアハウスやゲストハウス(準備中)の運営、移住支援、ローカルメディアの執筆などを行っています。
駒ヶ根に来たことで、幸せだと思える瞬間が爆発的に増えたと同時に、暮らしの傍らにいろいろな社会課題が山積していることに気づきました。見える世界や価値観が大きく変わり、自分にとって何が大切なのか、残りの人生はどんなことに時間を使っていきたいのか、じっくりと向き合えたのは本当に良かったです。仕事は全て自己責任ですし、収入も大幅ダウンしましたが(笑)、それでも自分の熱量の赴くままにやりたいことに挑戦できる日々はとてもぜいたくだと感じています。手探り感満載ではありますが、自分らしさを教えてくれた地域への感謝の気持ちを忘れず、駒ヶ根ならではの生きる豊かさを伝えていきたいです。
前田智子さん Satoko Maeda
大学・大学院と福岡市で過ごし、就職を機に関東へ上京。食品メーカーの研究開発職として働く。
幼いころから重度のアトピーに悩まされていたが、長野県に来ると症状が軽減することに気づき、移住を決意。
今はシェアハウスオーナー、よりみち出版、移住支援、子ども無料食堂などの活動をしている。
