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  • 執筆者の写真よりみち出版

【 成約済み 】 #1 / プライベートな中庭を活かした平屋の暮らし

更新日:2023年12月1日



【この物件のポイント】【SALE】

・自分自身で物件に手を入れて、愛着のある空間に育ててゆく楽しみがある。

・プライベートな中庭の活用次第で日々の楽しみの幅が広がる。

・そこそこ快適に暮らすにはかなりの改装が必要!



 駒ヶ根市街地から車を東へ10分ほど走らせるとあたりは農村地帯。里山の象徴である棚田や緑深い山林などのどかな景色が広がります。そんな駒ヶ根市中沢地区の一角にひっそりと佇む木造平屋建が今回紹介する物件です。田舎の平家物件は意外にも根強い人気がありますね。



 外観の第一印象は正直かなり古い物件だなという感想です。玄関の昭和型板ガラスを用いた引き戸はカラカラと音を立てて開き、土壁とタイルのあわさった玄関の壁はいつかの懐かしい記憶を思い起こします。


 玄関前の駐車場は普通車1台が止まれるくらいの広さですが、取材時は草が生い茂っていた建物の東側にも土地があり、こちらもきれいに整備すれば車が2、3台置ける広さがあります。田舎では互いの家でお茶をしたり、持ち寄りでご飯を食べる文化があるので来客用の駐車スペースがあるのはポイントが高いですね。

 玄関入って右側は6畳間。入り口のドアには「応接室」というプレートが貼ってあって、床の間と天井のレトロな照明はサイズ感のせいでしょうか、どちらもこじんまりとしていて可愛いさがあります。

 「応接室」の隣は独立洗面台と小便器と和式便器(汲み取り式)があります。独立洗面台は新しいものに取り替える必要がありそうです。


 さらに奥へ進むとこれまた入り口に「浴室」と書かれたプレートが貼ってあるお風呂場です。お風呂を隔てるのが曇りガラスがはめ込まれた木製の引き戸。浴室に木製のドアはなかなか見ない組み合わせです。浴室に大きい窓があって明るく、窓を全開にすれば風通しもよく、湿気もこもりにくいのかもしれません。

 さっきのトイレもそうでしたが室内の水道管に凍結防止帯が撒かれていることからもわかるように冬場はかなり冷え込むことが予想されます。浴室の可愛らしいピンクのタイルも夏は素足に気持ちよいですが、冬は相当寒いでしょう。


 浴室の隣は6畳程の居間、それに併設する形で板間の台所があります。ここも窓が広く、開け放った窓からは日の光がよく入ります。改修することがあってもこの間取りは活かしたいところです。

 居間のさらに奥には6畳の個室があって、備え付けのクローゼットと押し入れがあり、寝室として使われていたことが想像できます。


 空から見るとL字型の母屋を構成する片側が台所と寝室の並びで、もう片側は6畳、8畳、8畳の3部屋が並びます。襖を取り外すと合計22畳の大広間になるので、広いワンフロアにしてスペースを贅沢に使うこともできます。友人知人を呼んで宴会もできるでしょう。

 部屋の両サイドは昭和レトロな昭和型板ガラスで、やさしい日が差し込み、窓を開ければ心地よい風が吹き抜けます。玄関に入ったときに鼻をツーンと刺すような古い物件の匂いも、この畳の部屋になると感じられないのは、窓の多さからくる日当たりのよさと、風通しのよさがあるからかもしれません。


 廊下に出てサッシを開けようとしたら、窓ガラスによくついている半回転して鍵をかけるクレセント鍵は破損していて、サッシの下部についている簡易的な補助錠で管理していました。このまま使用するには防犯面に不安はありますが、よくよく見渡すと、この物件の窓ガラスのほとんどが昭和型板ガラスなんですね。模様もところどころ違う。細かく見ると確かに古い物件ではありますが、玄関や部屋の土壁にせよ、木製の引き戸にせよ、レトロなタイルや天井の模様にせよ、さまざまなテクスチャーがありつつも“昭和”というトーンが統一され、すべてが等しく歳をとってきた様子がわかります。大家さんが手を入れながら大切に使われてきたことが伝わってきます。


 廊下に立って窓の外に目をやると中庭で小屋が2つと物置が1つあります。L時型の母屋と横一列に並んだ小屋と物置でU字型を形成し、その中にプライベートな中庭が広がります。大きく育った立派な木々が日陰も部分的に作り出し、取材時には日当たりのよいところに草花が茂っていました。手を入れて整える必要はありますが、庭いじりをやってみたかったという方には、やりがいのある空間ですね。

 縁側に腰掛けてお茶をしてもいいですし、プラベート空間の中庭にはハンモックを吊るしてのんびりしたり、洗濯物もまわりの目を気にせず干すことができます。この空間をうまく活用できたら物件の価値は見る人によってはプライスレス。


 そうはいっても築50年の建物、水まわりの設備の古さや(トイレを水洗にするなら水洗工事)、窓サッシの鍵の劣化、天井の雨の染み込み具合からも、より快適に住むにはかなりの改修が必要となりそうです。DIYの腕に自信があるか、この物件を内見したときにパッとご自身が暮らしている絵が浮かんだり、物件を甦らせる過程から存分に楽しみ倒そうという想いがないと実際は難しいかもしれません。

 それでも土地面積約193坪に、建物面積約30坪4Kの木造平屋建と小屋2つ、駐車場として使えるスペースの広さ、そしてプライベートな中庭。魅力がないわけではありません。すべてはどう改装して育ててゆくか。日々の喧騒から離れた穏やかな平家暮らしを自分の手でつくってゆくことにチャレンジしたい方、ぜひ一度内見を!



【 基本情報 】

  • 所在地 駒ヶ根市中沢2714番地2

  • 販売価格  -

  • 構造 木造平屋

  • 間取り 4K

  • 土地面積 639平方メートル(193.3坪)

  • 建物面積 104.88平方メートル(31.7坪)

  • 建築年 昭和47年

  • 電気 中部電力

  • ガス プロパンガス

  • 上水道 市営

  • 下水道 浄化槽

  • トイレ くみ取り

  • 設備など 小屋が2つ、物置1つ

  • 都市計画 -

  • 用途地域 -

  • 現状 空き家

  • 通学区 中沢小学校、駒ヶ根東中学校

  • 備考 小学校まで0.5キロ 中学校まで2キロと近い

  • 担当業者 有限会社あるぷす不動産 竹花工業株式会社


















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