top of page
  • 執筆者の写真よりみち出版

#5 / ヒトやモノ、コトが混じりあう市街地の新しい景色へ



【この物件のポイント】【SALE】

・駅、銀行、郵便局、図書館、文化会館、コンビニ、スーパー、飲食店がほとんど徒歩圏内にある。

・西側に建物がないため日当たりがよく、窓も多いので風通しがよい。

・メインの通りから一本入った小道に隣接する建物のため、市街地であっても静かで人目につきにくいプライベート感のある立地。




 東京の新宿駅からあずさに乗って、途中、岡谷駅で乗り換えて、JR飯田線の電車(二両編成)に揺られて駒ヶ根駅で下車した友人が開口一番、言ったことが「駅前にコンビニないの?」でした。田舎暮らしに慣れていると交通量の多い国道沿いやバイパス沿いに必ず駐車場を併設したコンビニエンスストアはあるので不便さは感じませんが、そう言われてみると岡谷から駒ヶ根までの区間で駅前にコンビニは滅多に見かけないですね(いや、全くないのかもしれません)。

 東京に住んでいた頃は、都内で出かける際、目的地の最寄駅で降りたところのコンビニで人と待ち合わせをしたり、トイレを借りたり、珈琲や昼食を買ったり、コピー機で仕事の資料をA3サイズでプリントしたり…駅前にあることがあまりに自明なことで疑いもしなかったことですが、そういう便利さに慣れて暮らしている人たちの目には、旅先の駅前にコンビニがないというのはちょっと不思議な光景として映るのかもしれません。田舎では最寄りのコンビニへ行くのも車移動ですし、人によっては一番近くにあるコンビニでも車で30分かかることはよくあることです。



 今回ご紹介する物件は、その最寄りのコンビニまで徒歩1分未満という立地の物件です。田舎で家からコンビニまで歩いて行けるという立地はレアなケースかもしれません。それも中心市街地で。場所は駒ヶ根の広小路商店街の程近く、昭和にタイムスリップしたようなレトロな建物が並び、近所には焼き鳥屋や焼肉屋、洋食、蕎麦、居酒屋と多様な飲食店が点在するエリアにあります。


 昭和49年に建てられた木造二階建て、6Kの物件。約半世紀前に建てられた物件の中をのぞくと砂壁や昭和型板ガラス、レトロな台所の天井の柄や全室畳の和室など随所に昭和の面影が残っているのがわかります。やはり建物自体が古いこともあって不動産屋さんの見立てだと補修が必要な箇所はありますが、全体的に現役で使えるものが多いのは、この家の持ち主の行き届いた手入れがあったからだと思います。一般的に水回りの工事に費用がかさみますが、すでにトイレは水洗になっているのも初期の改修費用を抑えるのに助かります。


 玄関を入って東側の4.5畳の和室は2面に窓で日当たりもよく、西側の和室6畳の2部屋はさらに日当たりがよく、襖を外してしまって一部屋として使えばより開放感があります。この物件の西側には建物がなく、遮るものがないので豊かな自然光が差し込みます。床の間のある部屋の西側の窓を出ると小さなテラスになっていて、キャンプ用のチェアなんかを置いて日光浴もできます。人通りがある道に面していないため、ちょっとしたプライベート感があるのも◎。


 台所はさすがに経年変化による古さを感じますが、大きな窓があって風通しもよさそうです。玄関とは別の勝手口もあるのでゴミ出し前のゴミをためておいたり、ゴミを出しにゆくのにも便利です。意外と勝手口は見落とされがちなところではありますが、ゴミ袋も有料(※1)な田舎では、ある程度ゴミ袋をいっぱいにしてから出さないと損なこともあるので、ギリギリまで袋にゴミをためていたい、でも台所内にゴミを置いたままだと夏場などは匂いが気になってくる…そういうときに勝手口があると大きめのゴミ箱をその内外に置けて便利なのです。

 窓が大きく、勝手口があることは便利である反面、もともと簡素なつくりの台所であることもあって冬は冷え込むことが予想されます。写真撮影当日は11月中旬でしたが、日当たりがよくあたたかな和室に比べると、台所は底冷えする感じがありました。

 

 かわいらしいレトロなお風呂のタイルはそのまま使えそうですが、浴槽は新しいものにした方がよさそうです。僕が東京に住んでいた頃は、このくらいの、体育座りをして入るような、小さな浴槽のバランス釜のお風呂を使っていたことを思い出し、懐かしくなりました。

 

 2階への少し急な階段を登ってゆくと3部屋の和室があります。どの部屋も日当たりがよく、押し入れもたっぷりあるので収納力大です。障子を貼り直したり、襖を修繕する必要はありますが、畳の状態も良好で、こだわりがなければ、そのまま利用できそうです。西側と南東にバルコニーがそれぞれついていて、とくに南東のバルコニーは広さがそこそこあるので夏の花火大会はここから花火が見えるのかもしれません。レトロな建物の向こうに仙丈ヶ岳など南アルプスを眺めることもできます。


 JR駒ヶ根駅から約600m、徒歩圏内にスーパー、コンビニ、郵便局、銀行、文化会館に図書館、そして個人の飲食店が揃っています。田舎での生活には車の免許が必須と思われがちですが、ふだんの買い物だけであれば徒歩、もしくは自転車があれば十分に用事が足せる立地にあります。

 

 さて、この物件、どんな方に住んでいただきましょう。

 

 小中学校まで約1kmということもあり、最初は小さいお子さんがいるご家族向けの物件としてご紹介できたらと考えていましたが、市街地という利便性の高い立地を活かし、何人かのフリーランスが共同で利用するシェアオフィスとしての活用もおもしろいかもしれません。

 静かでレトロな街並みの中、心を落ち着かせて、気持ちよく働ける環境だと思いますし、ランチやカフェスポットも周辺にはいくつかあります。シェアスペースとして利用できる「ぱとな」(※2)も近くにあるので、仕事に行き詰まったら、場所を変えて作業したり、打ち合わせに使えます。気分転換に近くのスポーツ施設「ゴッチャ!ウェルネス駒ヶ根店」で汗を流せるのもいいですね。長時間のパソコン作業に目が疲れて、ちょっと頭もクールダウンしたいときは、徒歩5分ほどのところにあるすずらん公園を散歩するのもいいですし、そのすずらん公園へ向かうすずらん通りには最近マフィン屋さんやヴィンテージの古着屋さんもできたので立ち寄ってみるのも愉しいでしょう。


 そうやってフリーランスが街中を行き来しながら働く姿が駒ヶ根市の景色のひとつになれば、この市街地のヒトやモノ、コトの流れも少しずつ変わってゆく。そんな市街地に新しい風を吹き込む中心地としてぜひご検討を。



※1 ゴミ袋(赤色文字袋)の購入についてはこちら

※2 こまがね市民活動支援センターぱとな HP

【 基本情報 】

  • 所在地 駒ヶ根市赤須町3番26号(15410番5)

  • 販売価格  390万円

  • 構造 木造2階建

  • 間取り 6K

  • 土地面積 105.06平方メートル(31.78坪)

  • 建物面積 106.26平方メートル(32.14坪)

  • 建築年 昭和49年

  • 電気 中部電力

  • ガス プロパンガス

  • 上水道 市営

  • 下水道 市営

  • トイレ 水洗

  • 設備など バルコニーあり、駐車場なし

  • 都市計画 -

  • 用途地域 -

  • 現状 空き家

  • 通学区 赤穂小学校、赤穂中学校

  • 備考 補修多少必要、JR駒ヶ根駅 600メートル、日当たり良好

  • 担当業者 株式会社織井不動産









閲覧数:156回0件のコメント
bottom of page