よりみち出版
#15 / この部屋数をどう使おう
【この物件のポイント】【SALE】 ※空き家バンク登録物件です。
・部屋数多く8DK
・庭で家庭菜園ができ、収穫物を保存できる倉庫付き
・閑静な住宅街

駒ヶ根市下平、閑静な住宅街にある築約45年の木造2階建てが今回ご紹介する物件です。
まずユニークなポイントは2階の部屋数の多さです。
2階だけで4.5畳が2つ、6畳間2つ、8畳間が2つ、合計6部屋あります。1階と合わせると8DK。移住者の方々が物件を探すとき、田舎の戸建ては部屋数が多すぎると言われることがありますが、ここまで振り切った部屋数の多さだと積極的に活用してゆくアイディアの方がムクムクと湧いてきます。
ただ住むだけではもったいない。例えば3人くらいでシェアハウスとして使うのはどうでしょう。
日当たりのよい2階の6部屋は3人で割ると1人2部屋は使えます。ひと部屋は寝室を兼ねた個室として、そしてもうひと部屋は仕事部屋だったり、趣味に特化した部屋として使ってもいいかもしれません。
洗濯物を干すだけではもったいない広さのベランダでは、ベンチを置いて中央アルプスの山を眺めながらビールを愉しめば日々の疲れも癒されるでしょう。
2階に比べると日当たりが悪い1階の2部屋は、襖を外してしまってひと部屋続きの共有のリビングルームとして使ってみてはどうでしょう。気の通りもよくなる気がします。
築年数は経っている物件ではありますがオーナーさんの手入れが行き届いていたせいか大きな改修はなく、すぐにでも使えそうです。台所の床のレトロな模様はかわいいですし、昔ながらのタイル張りのお風呂も、水洗に対応しているトイレも、すべて現状のまま使えそうなのがありがたいです。
そしてこの物件のもう一つの特徴が家庭菜園のできる庭と広い倉庫スペースです。
移住してきて田舎暮らしを切望していた方々だと畑をやってみたかったという方も少なくありません。ただ、いきなり広い土地で畑をはじめるのはハードルが高かったりもしますが、自分の家の裏庭にあるくらいの広さの畑ならまず手始めにちょうどよいサイズ感ではないでしょうか。
農耕具を置いたり、収穫した農作物を保存して置ける倉庫もあるので今すぐにでもはじめられます。ルームシェアするメンバーで収穫祭をやったり、ご近所の方々と野菜の物々交換をはじめたら田舎暮らしが楽しくなりますね。(この時期はズッキーニやトマト、ナスなどをいろんなところからもらいます。そのため、お返し用の野菜はちょっと変わったものをつくっておくのをおすすめします。自分の家の畑でつくっていない野菜と物々交換できると喜ばれます。)
部屋数の多さや倉庫を活かして、ただ住むだけではない、ユニークなライフスタイルを実現したいという方に気に入っていただけそうな物件です。
(2023.8.15更新)
【 基本情報 】
所在地 駒ヶ根市下平728-10
販売価格 450万円
構造 木造2階建
間取り 8DK
土地面積 284.4㎡(86坪)
建物面積 91.09㎡(27.6坪)
建築年 昭和54年(増築部分は昭和63年)
電気 中部電力
ガス プロパンガス
上水道 市営
下水道 接続済み
トイレ 水洗
設備など 屋根付き車庫
都市計画 -
用途地域 -
現状 空き家
通学区 赤穂東小学校まで1.7km、東中学校まで3.3km
備考 JR駒ヶ根駅から2.4km
担当業者 あるぷす不動産